マイクロカロリメトリーセミナーのご案内
今回のセミナーは、理化学研究所播磨研究所の油谷 克英先生をお招きしてご講演いただきます。また、弊社マイクロカロリメータの装置責任者のDile Holtonとアプリケーション担当の麻見 安雄より装置のご紹介と測定方法や応用例を解説させていただきます。
熱分析装置は、温度を変化させたことによっておこる物理的変化を測定する手法ですが、カロリメータは熱量を測定する装置です。発生する熱を測定します。
蛋白質の安定性はもちろん結合相互作用、医薬品の配合性試験、結晶化度、結晶多形等製薬分野や食品分野を中心に様々な応用が可能です。
今回は、蛋白質の安定性評価の場面での応用例を油谷先生よりご紹介いただきます。
また、TA本社よりカロリメータ装置責任者のDile Holtonが来日し、カロリメータの構造と応用例について講演します。簡単でわかりやすい英語で行います。弊社のアプリケーション担当がフォローいたします。英語でのセミナーに慣れていないという方も安心してご参加ください。
熱分析装置でうまく測定ができなくて悩んでいる方々、熱量測定を試してみませんか?カロリメータを実際にご使用されている方々、基礎をもう一度確認しませんか?理解が深まることで 新たな利用法が見つかるかもしれません。限られた時間を有効に利用して、熱量測定の基礎を学びましょう!
皆様のご参加をお待ちしております。下のフォームよりお申込みください。
日時 |
2010年 5月 28日(金) 13:00~17:30 受付12:30~ |
会場 |
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社本社 (東京都品川区西五反田)(アクセス) |
プログラム |
13:00~15:15 |
◇ 独立行政法人 理化学研究所 播磨研究所 油谷 克英先生 |
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題目: |
「蛋白質のかたち(立体構造)はどのような機構で維持されているか。-蛋白質安定性評価の基礎にも言及-」 |
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概要: |
蛋白質は生命現象を支える最も重要な物質の一つである。蛋白質が機能を発現する上で、立体構造(かたち)がその要となる。その立体構造は一般に僅かなエネルギーバランスで保たれている。その僅かなエネルギーバランスが生命活動にとって重要だといわれている。本セミナーでは、蛋白質安定性評価の基礎にも言及しつつ、蛋白質の立体構造がどのようなメカニズムで維持されているか、私達の研究を中心に述べ、更に、最近発見した史上最高の熱安定性(変性温度は約150℃)を持つ超好熱菌由来の蛋白質の熱安定化の話題についても述べる。 |
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15:15~15:30 |
休憩 |
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15:30~16:20 |
◇ TAインスツルメント
マイクロカロリメータプロダクトマネージャー Dile Holton, Ph.D. |
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題目: |
「ナノITC(等温滴定熱量計),ナノDSC(示差走査熱量計)の構造とアプリケーション」 |
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概要: |
装置責任者であるDile Holtonより、マイクロカロリメータの構造とアプリケーションについて講演いたします。 |
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16:20~16:30 |
休憩 |
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16:30~17:20 |
◇ TAインスツルメント・ジャパン株式会社
アプリケーション課 麻見 安雄 博士 |
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題目: |
「TAM(微小熱量測定装置)アプリケーション」 |
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概要: |
TAMの様々なアプリケーションを弊社装置担当よりご紹介いたします。 |
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17:20~ |
装置見学会 |
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測定アドバイス等、個別相談を承ります。
お気軽に弊社社員にお尋ね下さい。 |
定員 |
40名 *定員になり次第締め切らせていただきます |
お問い合わせ先 |
TEL:03-5759-8502 Fax:03-5759-8508 担当:船橋・折原 |
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*プログラムの内容は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
お申込み / お問合せ
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