【よくあるご質問コーナー】梅雨・夏場の装置対策編

アイラ・カスタマーセンターでは、日頃よりご使用いただいております製品について、お客様から様々なお問合せをお受けしています。そんな中からよくあるご質問をまとめてみました。

今回は、「梅雨・夏場の装置対策」についてご紹介いたします。


▼Q1. 梅雨や夏場など湿度の高い時期に特に気を付けることはありますか?
A1. 装置周囲や電源コンセント口に埃が溜まっていないか確認してください。

電源コンセント口や電源プラグに埃が付着することでトラッキング現象により火災事故につながる危険があります。装置の周囲も含め埃が溜まらないように清掃を行なってください。

▼Q2. 却水循環装置や低温恒温水槽で気を付けることはありますか?
A2. 吸湿にご注意ください。

電源コンセント口や電源プラグに埃が付着することでトラッキング現象により火災事故につながる危険があります。装置の周囲も含め埃が溜まらないように清掃を行なってください。

▼Q3. 低温恒温器(LTE・LTI・KCL・ FLI・LST・LTD・MTI・FMC型)で気を付けることはありますか?

A3. 着霜量にご注意ください。

この時期は大気中の水分を吸収して着霜量が多くなり、冷えが悪くなるので、定期的なデフロスト操作をお奨めします。着霜量が多くなると、装置を停止したり、強制デフロストを行なった際に結露水を受ける容器から水が溢れる場合があるのでご注意ください。

 


▼Q4. ロータリーエバポレーターの冷却器から結露水が垂れないようにする方法はありませんか?

A4. 冷却水の温度と循環時間を抑えることです。また、結露対策カバーをご用意しています。

ロータリーエバポレーターの冷却器や循環ホースの結露水は冷却水循環装置の設定温度が低いことと、長時間循環していることが原因です。真空コントローラー NVC-3000型を使用して適正真空度で運転を行なうと、冷却水温度は10℃程度でも問題なく濃縮・蒸留を行なえます。NVC-3000型と連動可能な冷却水循 環装置(CCA-1112A型、CA-1116A・1330型)を使用することで、ロータリーエバポレーター本体が停止している時は冷却水の循環を停止するので、循環ホースや冷却器の結露を抑えます。また結露対策カバーを付けることで冷却器の結露水を抑えることができます。


ロータリーエバポレーター用 結露対策カバー
V・E型冷却器(縦型二重蛇管式)用
コードNo.270740 価格\7,200
S型冷却器(横型二重蛇管式)用
コードNo.270730 価格\7,200

冷却水循環装置(チラー)ノズル部の結露・結氷を抑制するカバーを発売いたしました。冷却水循環装置用 結露対策カバーセット 機種に合せて3種類ご用意しましています。価格\9,800(A・B・Cタイプいずれも)
◎詳しくはカタログをご覧ください。




▼Q5. 低温恒温器や恒温器(SLI・ FMS型)の庫内に生えたカビはどのようにすればよいですか?

A5. エタノールで拭いてください。


70〜80%濃度エタノールを庫内、 扉の内側、ドアパッキンなどに吹付けて、ラップや紙タオルなどで 暫く覆い、エタノールを浸漬させた後に拭き取ることでかなり改善されます。強制循環タイプの装置は庫内以外の空気の循環経路にもカビが生えている可能性があります。弊社営業所に清掃の依頼をお問合せください。





ご質問・お問合せ