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血管網を備えたオンチップ腫瘍モデルのレーザー顕微鏡を用いた観察
― 経血管的な薬剤投与モデルとしての医薬品開発への応用 ―

⽇時
形式


2021年1月27日(水)13:30〜14:30 (開始30分前からログイン受付開始)
オンラインセミナー(LIVE配信)

※Cisco社 Webex Eventsにてライブ配信致します。
また、インターネットのセキュリティーポリシーはご所属によって異なりますのでご注意下さい。

演者

横川 隆司先生

横川 隆司先生
京都大学 大学院工学研究科 マイクロエンジニアリング専攻
ナノシステム創成工学講座 ナノメトリックス工学分野 教授

梨本 裕司先生

梨本 裕司先生
東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教

腫瘍組織にとって周囲から誘導された血管は、その活動を支えるライフラインとして機能しており、腫瘍微小環境の重要な役割を担っています。従来は、腫瘍への薬剤の応答評価にスフェロイドモデルを使用してきましたが、その場合、腫瘍微小環境で重要な血管と、その血管内の流れを再現できていませんでした。
この度、京都大学大学院工学研究科 横川 隆司先生と、東北大学学際科学フロンティア研究所 梨本 裕司先生は、マイクロ流体デバイス上に作成したスフェロイド内に血管を誘導して腫瘍組織モデル内に流れる血管を構築し、血管の流れを利用した薬剤投与の効果の測定に取り組まれました。その中で、マイクロ流体デバイス上の腫瘍スフェロイドと血管の三次元構造及び血管内部を蛍光ビーズが流れる様子の観察には、共焦点レーザー走査型顕微鏡FV3000RSが用いられました。
本セミナーでは、横川 隆司先生、梨本 裕司先生を講師にお招きし、本内容についてご講演いただきます。

関連論文:Nashimoto Y, Okada R, Hanada S, Arima Y, Nishiyama K, Miura T, Yokokawa R. Biomaterials. 2020
Jan;229:119547. “Vascularized cancer on a chip: The effect of perfusion on growth and drug delivery of tumor
spheroid.” DOI: 10.1016/j.biomaterials.2019.119547


共焦点レーザー走査型顕微鏡FV3000RSのご紹介

オリンパス株式会社 向井 ひかる

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